Live Report

2006年8月20日(日)
出戸 パンセホール
香港少年

5バンドが出演する中、トリでの登場だった。
香港少年のテーマが流れる中、メンバーが登場した。
修二郎が観客にハンドクラップを求めると、それだけで会場は盛り上がっていく。
高まる期待の中、「始発列車」からライブは始まった。
1曲目だというのに、みんな手を打ち鳴らし、盛り上がっていく。
続いては、「もう誰も愛せない」
今日はコーラスを入れるメンバー達にも力が入ってたように思う。
続けさまに「灼熱の太陽」が流れる。
ここで一息ついて、次はYOSHIの登場だ。
「シティーオブパイレーツ」が演奏され、会場はより盛り上がっていった。
いつになく、メンバー全員楽しそうだった。
「野良犬」のギターがリズムを刻み始めた。
ここでヒヅキのMCが入る。メンバー紹介の時間だ。
いつもよりはサラっとメンバーの名前が呼ばれた。
ここで意外な展開になった。
特別ゲストとしてキーボーディストが参加するとのことだった。
名前が呼ばれる。「マボロシ太郎」の登場だ。
何でそんなネーミングなのかと疑問は残るが、ライブはさらに加速し、盛り上がっていく。
ここからは、ヒヅキはギターを下ろし、身軽にハンドマイクで歌う。
中々見られないステージだ。
体全体を使って、彼の叫びが聞こえてきた。
続いて「紅の流れ星」。
さらに盛り上がっていった。
そしてとうとう最後の曲。意外にも「想い」で静かに終わるようだ。
マイクを握り、力を抜いて歌うヒヅキ。悲しい曲が静かに響く。
だが、曲が進むにつれて、歌に力が籠もっていく。
最後は叫びとなって、声が響いていた。
燃え尽きたようにライブが終了した。
ところが、会場は興奮冷めやらぬ様子で、すぐにアンコールかかった。
しばらくしてメンバーが現れ、「流浪人」が始まった。
軽快なリズムに乗って、みんな立ち上がり、会場は一つになった。
ヒヅキもステージから客席に降りて、一緒になって歌っていた。
曲が終わっても、満足するわけもなく、すぐに「もう1曲コール」がかかる。
これにはさすがにメンバーも驚いた様子だったが、「ロックスター」を披露。
盛り上がったまま、ライブは終了となった。
このライブは、香港少年の歴史にも残る、「いいライブ」になった。
次はどんなライブになるのだろうか。
期待するばかりである。

セットリスト
1、始発列車
2、もう誰も愛せない
3、灼熱の太陽
4、シティオブパイレーツ
5、野良犬
6、紅の流れ星
7、想い
アンコール1、流浪人
アンコール2、ロックスター

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